◆それは習志野から始まった

 習志野市。

 この街は、全国的に「野球の習志野」として有名です。そしてこの“野球王国千葉”を 代表し、元阪神タイガースの掛布雅之氏、元中日ドラゴンズの谷沢健一氏などの全国的にメジャーなプロ野球選手を多数輩出すると同時に、甲子園での強豪校として名を馳せてきた「習志野高校」は、この街の野球熱を引っ張ってきました。

 また、習志野市は読売巨人軍発祥の地であり、近隣の幕張には、2005年度プロ野球日本一チームである千葉ロッテマリーンズも本拠を置いていることから、まさに習志野は、野球のメッカとしての訴求力に満ちた地であるといえます。

 この「習志野プロジェクト」の協力団体である「アフリカ野球友の会」では、日本に比べて厳しい経済環境下に生きるアフリカの子供たちにも生活に余裕を持ってもらいたい、という狙いから、手軽にスポーツとしての野球のひな形を楽しんでもらうため、「三角ベースボールの輸出」という企画を進めていますが、振り返ればこの日本でさえ、公園でのボール遊びが禁じられることが多くなってくるにしたがい、安全であるにもかかわらず、三角ベースボールが失われつつあるというのが現状です 。

 そこで今一度、日本の豊かな野球文化と人間形成の底辺を築いてきた「三角ベースボール」を日本国内で復活させるため、野球のメッカともいえる習志野市を「三角ベースボールのメッカの地」と位置づけるため、我々は「習志野三角ベースボール復活プロジェクト」を立ち上げました。

 また、このプロジェクトを立ち上げた狙いには、もうひとつあります。このプロジェクトをきっかけに、習志野市民同士が三角ベースボールを通じて交流を行うことによって、世代や性別を超えたコミュニケーションを促進し、これを市民のみなさまの活力源としていただくだけにとどまらず、ここ習志野が日本の野球文化復活のための拠点としての役割を担っていくことによって、習志野市の名声が市民の誇りとなり、そのことが習志野市全体の活性化にもつながることが期待できるのではないかと我々は考えました。

 これは、三角ベースボールを背景とする野球文化自体が“習志野”を故郷とすることで、習志野市民のみならず、日本各地の野球ファンおよび昭和を生きてきた人々の共感や郷愁を得やすいのではないかという狙いがあります。

 三角ベースボールは子供達だけでなく、お年寄りの方でも、女性の方でも、普段運動不足のお父さんでもできるスポーツです。したがって、どんな方でも一緒に遊ぶことができます。そしてまたこのように、子供達を一段高い視点から「遊ばせる」のではなく、同じ視点から「一緒に遊ぶ」事により、家族の絆、親族の絆、地域の絆を取り戻していけるきっかけに三角ベースボールがなるのではないかと我々は考えていますし、また、将来的には、アフリカの子供達などとの交流試合を通じて、日本以外の国々との文化的な交流も実現したいと考えています。


習志野三角ベースボール復活プロジェクト
代表 木村真治

◆あなたの地元でも三角ベースボールを広げよう!